教科指導
■ 教科指導の重点
- 県・市の教育行政方針に基づき、学校の教育目標の具現化が図れるよう、創意ある教育課程の編成と着実な実施及び評価に努める。
- 指導のねらいを明確にし、基礎的・基本的な内容が確実に身に付くようにするとともに、個性や可能性を生かした指導に努める。
- 問題解決的な学習や体験的な学習を重視した学習活動を工夫・改善し、自ら学ぶ意欲や学習方法を身に付け、主体的学習態度の育成に努める。
- 少人数指導、ティームティーチング(T・T)、個別指導など、個に応じた学習指導を学校全体で推進し、基礎学力の定着を図る。
- ・校内研修との関連を図ると共に、言語活動を取り入れた計画を立て実践する。
■ 各教科の努力点
□ 国語
- 各領域の言語活動が調和的に行えるよう、言語環境を整え読書活動を進め、指導計画の改善・充実に努める。
- ねらいを明確にして、児童が意欲的に取り組む言語活動を単元に位置付け、言葉で伝え合う授業を展開する。
- 基礎的、基本的な内容の定着を図り、言語による思考力、読解力を養い、生きて働く国語の力を培えるよう、教材研究→実践→評価の過程を大切にし、授業改善に努める。
- TTなど個に応じた指導の工夫に努める。
□ 社会
- 児童が意欲的に学習に取り組めるように、地域や学校の特色を生かして、体験的な学習の場を 設定し、指導方法の工夫に努める。
- 問題解決の場面では、資料から読み取ったことを比較・関連付け・統合し、分かったことを表現する活動が展開できるよう、教材研究に努め る。
- 一人ひとりのよさや可能性を把握し、指導に生かすよう評価の方法を工夫する。
□ 算数
- 算数を学ぶ楽しさ、考える楽しさが味わえるよう、算数的な活動を取り入れる。
- 言語活動充実のための指導方法の工夫に努める。
- 学習内容を確実に身に付けていけるよう、少人数指導やTTなど指導形態の工夫に努める。
- 児童一人ひとりのよさや可能性を伸ばせる評価や指導方法の工夫に努める。
□ 理科
- 実験・観察等の体験的活動等を重視し、児童が学ぶことの楽しさを味わえるような教材研究に努める。
- 児童主体の問題解決的学習が図れるよう、複数の学習活動を設け、個に応じた指導の充実に努める。
- 器具等の扱い方の指導に努めるとともに、薬品等の保管・管理などに十分留意し、事故防止の徹底に努める。
□ 生活
- 本校の教育環境や身近な地域環境、人材等を把握し、その活用をはかり、年間指導計画の改善充実に努める。
- 児童一人ひとりが意欲的・主体的に取り組めるよう単元構成の工夫や指導の改善に努める。
□ 音楽
- 一人ひとりがイメージや思いをふくらませて表現し、音楽の美しさを感じ取る活動を工夫するなど、指導方法の改善・充実に努める。
- 学校行事や児童会活動との連携を図り、のびのびとした音楽活動ができるように努める。
- 様々な素材による手作り楽器や自然音・環境音等を用いた活動を取り入れたり、コンピュータや教育機器を活用した活動を工夫したりするように努める。
□ 図面工作
- 個性を生かした多様で創造的な活動ができるよう個に応じた指導の工夫・改善に努める。
- 美術を愛好する心情が育成できるよう鑑賞指導の充実に努める。
□ 家庭
- 基礎的・基本的な知識および技能の定着を図るために、児童の実態を的確に捉え、題材の構成を工夫する。
- 家族の一員として生活をよりよくしようとする実践的な態度を育てるために、家庭との連携を図る。
- 言語活動の充実を図るために、生活の中での様々なことを実感を伴って表現する学習を意図的に取り入れる。
□ 体育
- 自ら進んで計画的に運動に親しむ習慣が身に付けられるよう、児童の実態や体育的行事等との関連を図りながら、指導の改善・充実に努める。
- 運動の楽しさや喜びが味わえるように、個に応じた指導の改善・充実に努める。
- 身近な生活に関係づけた教材を工夫し、健康な生活を実践できる能力を定着させる。
■ 「外国語活動」の努力点
- 英語に慣れ親しみ、積極的に英語を聞いたり話したりする態度を育成するために、身近なコミュニケーションの場面を設定する。
- 英語活動を通して、異文化や自文化に対する理解とそれぞれを尊重しようとする態度を育て、多様なものの見方や考え方に気付けるよう単元構成の工夫や指導の改善に努める。
■ 「総合的な学習の時間」の努力点
- 児童の多様な課題追究に対応できるよう、全職員及び外部の人材の活用など、人的支援体制を整えるとともに、インターネットや各種メディア、学校図書館等の物的支援体制の整備に努める。
- 自分が学んだことの各時間の記録や教師による観察などをもとに、児童の成長を評価するよう努める。
- 地域の特色を生かした自然体験、学校間交流により、「総合的な学習の時間」の充実を図り、児童の「生きる力」を培う教育の推進に努める。
■ 「道徳の時間」の努力点
- 道徳的実践力の育成のため、児童の実態やねらいを明確にし、多様な指導過程や指導方法を工夫し、心の響き合う「道徳の時間」の充実に努める。
- 道徳的実践が各教科、特別活動、学校外等、学校の教育活動全体を通じて生かされるような場の設定と改善に努める。
■ 「特別活動」の努力点
- 児童主体の話し合い活動や縦割り団活動を中心とした異年齢による交流活動を充実させ、「自分の考えを持つ」「進んで伝える」「話をよく聞く」 「違う立場の意見を尊重し合う」などの態度とともに、主体的な行動ができる態度の育成を図る。
- 児童の自発的な活動が展開できるよう、委員会活動、クラブ活動、学校行事の指導内容・指導計画の改善・充実に努める。