学年・学級経営 5年生
■ 学年教育目標
- 人の話をよく聞き、進んで学習に取り組める子
- 失敗をおそれず、何事にもがんばる子
- 相手の気持ちを考え、思いやれる子
■ 学級教育目標
○クラス自慢できることを増やそう
- 自信をもって発言・行動する (「失敗は成功のもと」)
- どんなことにも集中して取り組む(「時は金なり」時間を大切にする)
- 互いを認め合う (「みんな違ってみんないい」)
■ 学級経営の方針
- あいさつや返事がしっかりとでき、けじめのある生活を送ることができるよう、きまりやルールについての意識を高める。
- 間違いや失敗を恐れず、自分の意見を自信をもって発表できる場づくりに心掛けるとともに、学ぶことの楽しさに気づくっことができるように個に応じた指導に努める。
- 教室での学習ルールや家庭での学習習慣を身につけさせる。
- 授業以外で適宜に個別指導をとり入れ、基礎学力の向上を図る。
- 向上心はあるが人任せであるため、よりよくなるために自分から行動できるよう声かけをしていく。
- 子ども一人一人の実態を把握し、児童理解に努める。そして、それぞれのよさが生きる明るい学級をめざす。
- 単学級のため人間関係が固定され小集団を形成しやすいので、互いのよさを認めあい、誰とでもかかわり合えるよう支援していく。
■ 指導の重点・努力点
□ 教科指導
- 自分の意見を生き生きと発表し、他者の意見を大切にできる学級の雰囲気づくりに努める。
- 基礎基本の定着を図るため、繰り返して学習したり学年をさかのぼって復習したりする機会を設ける。
- ノートの記入方法を指導したり教材研究を深めたりする中で、学習のつまずきを早期発見できるよう努める。
- 習熟度に配慮し、少人数学習やTTなどの指導方法を取り入れる。
□ 生徒指導
- 基本的な生活習慣を身につけさせる。(あいさつ・返事・整理整頓ができる、時間・ルールを守るなど規則正しい生活をめざすよう声がけをする。)
- 「良いことは良い、悪いことは悪い」という公正公平な態度を身につけられるように支援していく。
- 児童との関わりを大切にし、問題の早期発見に努め適切な対応に心掛ける。
- 林間学校や校外学習などの集団生活を通して、集団の規律の大切さを学びながら、よりよい学級作りに努める。
□ 安全指導
- 命の尊さについて機会あるごとに指導する。
- あいさつ、言葉づかい、返事、食事のマナー等の基本的な生活習慣を身に付けさせる。
- 身だしなみや生活態度に気をつけ、衛生的な生活を送ろうとする意識をもたせる。
- 交通ルールの遵守については折にふれ話し、指導を繰り返して行う。
□ 特別活動
- 下級生の見本となるよう高学年としての自覚を意識させ、学校行事やクラブ・委員会活動へのより積極的な参加を促す。
- 話し合い活動から、児童一人一人が「より良い学級にしていくにはどうしたらよいか」
を考えさせ、自分たちの手で学級の問題を解決したり、学級行事を企画したりできるようにする。
- 学級の一員として当番・係活動を責任を持って行えるよう指導する。
- さまざまな行事や活動への取り組みでの児童相互のかかわり合いの経験を通し、お互いを理解し、相手の立場や心情を考えて協力する態度を養う。
□ 道徳指導
- 道徳において、児童が自分自身をしっかりと見つめることができ、他者の気持ちを大切にする態度をもてるよう意見交換の場をつくる。
- 紙面上の考えにとどまらず学校生活の中で生きるよう体験活動を取り入れ、また、場面に応じた一人一人への声かけを重視していく。
□ 人権教育
- いじめにつながる言動に注意をはらったり情報収集に尽くしたりして、早急に対応し指導に当たれるようにする。
- 自分のよいところも友達のよいところも大切にできる学級の雰囲気をつくる。
□ 環境(ISO)教育
- 「ISO14001」や「環境教育」の実践を継続的して行う。
- 「環境」について学んだことをクラスで実践していけるよう日々指導を行っていく。
□ 教室環境
- 児童一人一人に自分が日々過ごす教室であるということを自覚させ、清掃を徹底して行わせる。また、荷物の整理整頓を月曜日の朝行う。
- 児童作品・学習に役立つ掲示物等の工夫・充実を図る。
- 教室での危険場所に常に留意し、安全な環境としての教室に心がける。(安全点検・画鋲の取り残し・危険物の有無)
□ 地域・家族との連携
- 学年・学級通信や連絡帳を通して学校生活の様子を知らせ、家庭の理解と協力が得られるようにする。
- 電話連絡や連絡帳(手紙)などを用い、家庭との連絡を密にとり保護者の願いや要望(意見)に誠意を持って対応していく。
- 必要に応じて家庭訪問を行う。
- 家庭学習の習慣を定着させ、基礎学力の向上を図るよう家庭に協力を求めていく。