平成28年度 PTA防災訓練

平成29年1月28日(土)、PTAの防災訓練が実施されました。
冬晴れの空の下、地震体験や炊き出し体験、消火訓練などが行われ、
災害へ備える意識を児童、保護者の皆様、教職員も高めることができました。
ご都合がつかず、ご参加いただけなかった皆様も、これを機に
ご家庭での防災についてお話ししてみてはいかがでしょうか?

※プライバシー保護のため、一部加工した写真をアップロードしています。ご了承ください。


■地震体験
 今回の防災訓練では、県内に1台しかないという、地震体験車がきてくれました。
 4人一組で、最大震度5強、6強、7という色々な大きさの地震を疑似体験することができます。
 実際にどの程度揺れるのかをあらかじめ知っておくことで、非常時にも落ち着いて行動できそうです。

   


■炊き出し体験
 耐熱のビニール袋(炊飯袋)にお米と水を入れて、鍋で煮ることでご飯が炊けるのを体験しました。
 いざというとき、電気が使えなくても、この炊飯袋とカセットコンロ鍋、水さえ備えておけば、炊きたてのご飯を食べることができます。
 試食した児童からは「もっちりしてておいしい」など、問題なく炊けている様子が見られました。

   
  炊飯袋に定量(0.5合か1合)の米と水を入れます。炊飯袋に線があるので、計量も同時にできます。

               
               同時に50合まで炊くことができるそうです。
               ご家庭では、炊飯袋を鍋で煮れば十分代用できるそうです。

    
  30分ほどで炊きあがります。水加減を少し多めにすると柔らかく炊け、避難の際はお年寄りや幼児にも対応できる炊き加減になるそうです。


■消火訓練
 練習用の消化器を使って、消化器の使い方を練習しました。
 いざというとき、すぐに使えるよう使い方の確認は大切です。

    

  ピンを抜き、ホースを火元に向け、レバーを握れば消火が始まります。
  いざという時に備え、使用期限も確認すると安心です。


■このほかにも、消防車の展示や、防災倉庫の公開などを実施しました。

    

                  

 消防署の方から「災害は忘れた頃にやってくるといいますが、最近は忘れて無くてもやってきます。日頃の備えが大切です」という言葉をいただきました。
 非常時に備え、ご家庭でも備蓄や集合場所についてお話してみてはいかがでしょうか?