ようこそ毛里田中 校長ご挨拶へ


ご挨拶

 本校は、昭和22年4月、山田郡毛里田村立毛里田中学校として発足し、昭和38年12月の町村合併により、現在の「太田市立毛里田中学校」と改名され、72年という伝統をもつ学校です。この間、施設の充実・各領域の教育研究等について多くの先生方、諸先輩が取り組み大きな成果をあげながら本校の教育を創造してまいりました。
 特に、平成7年に「群馬県花いっぱいコンクール最優秀賞」受賞、平成11年に、「群馬県花トピアコンクール最優秀賞」受賞、そして、平成20年には、12年以上も続く国道清掃が認められ「国土交通省関東地方整備局長表彰」受賞など、環境に関わる活動に生徒と職員・保護者・地域の方々が継続して取り組み、多くの賞を受賞してきました。
 また、小規模の学校でありながら、部活動では、関東大会・全国大会において、数多くの生徒が出場し活躍するなどの実績をもった学校です。
 更に、心の在り方としての校訓「文武両道」「仁義礼智信」を継承し、「1あいさつ 2清掃 3緑化 4合唱」を4本柱として、職員と生徒が一体化して全教育活動を通して取り組んで参りたいと考えています。

 そこで、本年度も本校の教育を進めていくための基本方針を以下のように定めました。

──── 学校経営の基本方針 ─────────────────────

@基礎学力の向上、道徳教育の充実、健康教育の充実に努める。
A生徒一人一人のよさや可能性を認め、それぞれの能力や個性を最大限発揮できるよう、全職員が一体化して取り組んでいく。
B職員は個々の適性や個性を生かしつつ、組織的な指導体制を重視した適正で効果的な指導を推進する。
C関係機関との連携を含めた校内指導体制を生かし、いじめをはじめとする問題行動や不登校の未然防止、早期発見、早期解決を強化する。
D学校評価等により明らかとなった課題の改善、解決に向けた共通理解、共通実践を図る。
E小中の連携を充実させ、中1ギャップの解消や相互理解を推進する。
F特別支援教育の充実を図り、心身に障害がある生徒の実態に配慮した指導を展開する。
G安全管理、情報管理を徹底し、安心・安全な学校づくりを推進する。
H教育公務員の自覚のもと、全職員で服務規律確保の遵守を徹底する。
I学校ISO 14001を推進し、環境整備・エコ活動を推進する。

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 特に、本年度の「重点としての取組」は、次の通りです。

生徒一人一人のよさを見つけていく指導を中心としながら、いじめや問
 題行動等に対して毅然とした態度で接し、生徒一人一人が生き甲斐や自
 己肯定感を持てるよう、積極的な生徒理解に努める。
教科の課題を明らかにしながら授業改善を工夫し、家庭との連携を図り
 効果的な家庭学習を展開する中で、授業が分かると考えられる生徒の割
 合を80%以上にする。
スポーツや文化活動の充実に努めると共に心の教育、性教育、食育等
 の保健・健康に関する教育を展開し、健やかな心身の発達を推進する。
発達障害等の生徒へのきめ細かな配慮を全職員で行い、それらを全て
 の生徒へ広げ「分かる授業」「居心地のよい教室」づくりを推進する。
特別活動を充実させ、自主的・自治的な能力を養う教育活動を展開する
 ことで、自尊感情をふくらませていく。
生徒と生徒、教師と生徒、職員と職員が共に支え合う人間関係の構築
 を目指し、何事にも一体化して取り組んでいく。

 最後になりますが、「文武両道」「仁義礼智信」を教育の柱・経営の柱とし、 学習の基礎となる「教育環境」を整備しつつ、基本的な生活習慣を身に付けさ せたうえで、学力の向上を図っていきたいと考えています。
 結びに、保護者の皆様、地域の皆様の、ご支援・ご協力を頂きながら学校の 教育活動に取り組んで参りたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。





                                  令和2年4月1日


                                    太田市立毛里田中学校 校長  森 薫