「保健委員会児童発表資料(抜粋)」
私たち保健委員会は教室の空気について調べたことを発表します。
昨年は、新型インフルエンザが発生し、全国各地で流行しました。韮川小でも大流行し、今でも新型インフルエンザが発生している状況です。
インフルエンザやかぜは空気感染することから予防するのには、きれいな空気にすることがとてもたいせつです
冬になると寒いので窓を閉め切った教室が多くみられます。
教室内の空気は、目に見えないちり、ほこり、呼吸ではき出された二酸化炭素、ウイルスなどがふえてだんだんよごれてきます。
そこで、私たち保健委員会では教室の空気、とくに二酸化炭素について調べてみることにしました。
実際に気体採取器で気体検知管を使い、私たち保健委員のいる5,6年
4クラスの教室の二酸化炭素濃度を測定してみました。
授業開始15分後、30分後、終りょう時の計3回、教室の中央で測定してみました。
授業中は彦部先生が測定し、終了時は私たち保健委員がはかりました。
測定結果を発表したいと思います。
2月5日 金曜日2時間目、理科の勉強中に測定しました。
教室には、児童が36人、先生が3人いました。ストーブは使用していませんでしたが加湿空気清浄機(かしつくうきせいじょうき)は動いていました。
授業開始15分後、1100PPM、30分後、1800PPM 終りょう時 2600PPMでした。湿度は58%〜60%でした。
このクラスは、授業が始まってから窓を閉め切ったまま勉強をしていました。
次は、6時間目、図工の勉強中での測定結果です。絵が書けた人は、先生に見せに行き、児童の動きがありました。
加湿空気清浄機(かしつくうきせいじょうき)をしようしており、教室には児童34人と先生が2人いました。
授業開始15分後、600PPM、30分後、800PPM、終りょう時 1000PPMでした。
このクラスは、校庭側の窓が2か所とろうか側の天窓があいていまし
た。
あとの二クラスについてです。
1つのクラスは、窓をしめ切ったまま授業をしていました。また、授業開始時点では、ストーブを使用していました。
二酸化炭素の濃度は、高くなる一方でした。授業終りょう時点で、21℃まで教室の温度が上がっていました。教室内がムーとした状態になり、終りょう後、気持ちが悪い、頭が痛いと訴える人が出てしまいました。
残りのひとクラスは、校庭側、ベランダへの出入り口と、黒板に近いまどの計二か所とろうか側の天窓が全部あいていた状態でした。
測定結果は二酸化炭素の濃度は高くなりませんでした。
二酸化炭素を測定してみて気づいたことは、窓をしめ切ったままの状態で授業をしていると二酸化炭素濃度がどんどん高くなり、教室の空気がよごれてくることがわかりました。
一方、窓が常にあいている状態 つまりかん気をしていると二酸化炭素濃度が高くならないことがわかりました。
また、二酸化炭素が増えていくと気分が悪くなったり、頭が痛くなったり等、体に影響を及ぼすことがわかりました。
望ましい教室の空気とはどんな状態なのかインターネットを使い調べてみました。
二酸化炭素濃度は1500PPM以下であること
温度については、冬は10度C以上で 18〜20℃が適温です。
湿度については、50〜60%が最適です
二酸化炭素の基準値をこえないためには、教室のかん気をする必要があります。
かん気回数は、児童40人、先生1人の場合、1時間に
小学校低・中学年は2.2回
小学校高学年は 3.2回 です。
二酸化炭素の測定を通し、換気の重要性がわかりました
1時間窓をしめ切ったままの状態で授業をしていると二酸化炭素の濃度が基準値をはるかにこえてしまい、息苦しくなり、勉強していても学習効果が上がらなくなってしまいます。また、細菌やウイルスが蔓延し、病気にかかりやすくなってしまいます。特に、今の時期はインフルエンザにかかってしまいます。
寒くても教室の校庭側、ろうか側 両方の窓を開け空気を入れかえる
ことが大事です。
保健委員会は、よりよい教室環境の中で勉強できるよう教室のかん気
を呼びかけていきたいと思います。