太田市立沢野中央小学校

  校内研修

研究主題

             「自分の考えをもち、表現できる児童の育成」
            〜書く活動を中心に表現力を高める授業づくり〜

T 主題設定の理由
1 学習指導要領及び群馬県学校教育の指針から
学習指導要領及び群馬県学校教育の指針等との関連
 学習指導要領では、児童に「生きる力」を育むことを基本の理念とし、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視している。またその際には、児童の言語活動を充実させるように配慮していくことが大切である。本県でも、平成29年度『学校教育の指針』において、「たくましく生きる力をはぐくむ」〜自ら学び、自ら考える力を〜を群馬県の基本目標としている。そして、学校経営の重点として5つの取組の充実を柱として、たくましく生きる力を育むための教育を推進している。その中の「知識・技能を活用する力を伸ばすための取組の充実」の具体的な内容として「考え、表現させる授業」の充実が求められている。

2 本校の教育目標から
 本校の学校教育目標は、「心身ともにたくましく、基礎基本を身につけ、自ら社会の変化に主体的に対応できる人間性や社会性豊かな児童の育成を図る」である。これは、「生きる力」の育成そのものである。それを達成するための努力点として「子どもの学びを保障する学校」を挙げている。具体的には、学習のねらいを明確にしたり、ノート指導の充実を図ったり、表現活動の充実を図ったりするなどの授業改善に努める。そして、家庭学習の習慣化による基礎学力の確実な定着を目指している。また「教師自身が人間性を高める学校」を挙げている。どの教師も自身の研鑽に励むとともに、質の高い授業を児童に提供できるよう努力しなければならない。そして、児童が「生きる力」として自分の考えを主体的にもち、それを表現できる力を育めるような授業づくりを目指さなければならない。

3 本校児童の実態とのかかわり
昨年度の標準学力テストを分析すると、正確に問題文が聞き取れなかったり、読み取れなかったりするために、正確に解答できない児童の比率が多い。相手の話を正しく聞くことや、日頃からキーワードや要点を押さえて、文章を適切に理解していくことに課題がみられた。その結果、「聞いたこと」「読み取ったこと」をもとにして、自分の考えを表現することも苦手な児童が多い。そこでまず、基本的な学習習慣を身に付けさせていく必要があると考えられる。一昨年度、国語科と算数科の学習過程を整えて、ノート指導の充実に努めたことや交流場面を設定して話し合い活動の充実を図ったことは、「書くこと」の基礎を培うために有効であった。また、昨年度国語科を中心に「言語活動の充実」を図ってきた。そのため、国語科の「書く領域」を中心として、一定の成果を収めた。そこでノート指導、言語活動の充実を基盤として、児童自らが、課題に対する自分の考えを文字にして表し、その内容を見える化することで論理的な思考を深められると考える。従って「自分の考えをもち、表現できる」授業づくりがより一層大切になると考える。

 以上のことから、本主題を設定した。


U 研究のねらい
 国語科を中心に、考えやその根拠を書かせる活動を中心に取り入れていく授業づくりを進めることで、「自分の考えをもち、表現できる児童」を育成できることを、授業実践を通して明らかにする。


V 研修の見通し

 国語科を中心に各教科において、自分の考えや結論を明確にさせ、その根拠を具体的に書かせる活動を中心に取り入れていく授業づくりを進めることで、「自分の考えをもち、表現できる児童」を育成することができるだろう。


W 研修の内容
1 基本的な考え方
(1)「表現力について」
 児童が学習内容に即して様々なことを「考える力」または、「わかる力」が思考力である。そして、考えたことやわかったことを整理して内容を「見極めたり、定めたりする力」が判断力である。また、考えわかったことを見極め、自分の言葉で「表したり、説明したりできる力」が表現力である。表現力を高めるためには、思考力と判断力をともに身に付けていく必要がある。思考力、判断力と表現力は、互いに補完し合う関係にあると考えられる。そして、求められる学力とは、思考力・判断力と表現力が一体化した力であり、様々な学習や生活に活かしていける力である。


2 具体的な内容
(1)学習規律(教室掲示)
 @沢野中央小スタイル A聞き方「あいうえお」(適宜活用)
(2) ノート指導
 @沢中小ノートの約束 A書くときの型の活用
(3) 表現力を高めるための支援
ア 学習課題(めあて)の明確な提示
イ 表現したくなる(思考が活発に働く)ような課題・発問の工夫
ウ 交流場面を必要に応じて適切に設定
   表現力シートの活用
  場面
  ・めあてをつかむ・見通しをもつ段階
  ・自力解決の段階
  ・意見交流の段階
  ・まとめる・振り返りの段階
  学習形態
  ・ペア(隣、同じ考えの児童)
  ・グループ(座席順によるグループ、同じ考えの児童、習熟度別など)
  ・全体(自由討論、リレー形式、全員指名、列指名、反復型など)
エ 書くときの型を活用して書かせる指導
オ ノート指導の充実(まとめや振り返りを書かせることも必要)
カ 発問や問題に応じた適切な表現力を高めるための支援
キ 音読の重視
ク 語彙力を高めるための取組(読み聞かせ、読書指導、辞書の活用など)


X 研修の組織
【研修推進委員会】・・・研修全体の推進計画を立案する。
            各ブロックの連絡・調整をする。
【全体研修会】・・・研修推進のための内容の協議・共通理解をする。
          各ブロック研修の進捗状況を理解する。授業報告や情報交換をする。
【学年・ブロック会】・・・授業実践を進める。 授業研究会や情報交換を行う。


Y 研修の計画
期 日 内    容 備考
4月 4日(火) ・研修の方向性について 全体会
4月13日(木) ・研修の方向性、研修主題について 推進委員会
4月24日(月) ・研修の方向性、研修主題について 全体会
5月29日(月) ・研修の方向性について確認
・1学期学校指導訪問について
推進委員会
6月13日(火) ・1学期学校指導訪問日(一般授業)
・表現力を高めるための授業づくりについて
全体会
6月29日(木) ・国語科の指導について
・夏休みの研修について
推進委員会
夏季休業中

7月21日(金)


7月  日( )

8月  日( )




8月  日( )


8月  日( )
・個人研修
・自主研修会
・研修内容の確認
・表現力を育成するための方策について
・2学期の研修について
・校内講師による講演会
 新井 教諭「素材研究と教材研究」
・校内講師によるミニ講演会
 武藤教諭「特別支援教育について」
 原田教諭「        」
 町田教諭「群読について」
 篠田事務「コーチング技術」
・スクールカウンセリング講演会
 「スクールカウンセリングについて」
            野沢先生
・講師招聘「            」
                先生
個人
個人
全体会


自主参加

自主参加




全体会


全体会
9月 1日(金) ・2学期の研修について
・研修内容の具体的な確認
・全国学力・学習状況調査の分析
全体会
10月 上旬 ・指導主事訪問に向けて(指導案検討) 学年・ブロック部
10月30日(月) ・研修内容の具体的な確認
・2学期指導主事訪問について
(・学年研修状況報告会)
推進委員会
11月 6日(月) ・2学期指導主事訪問について
(・学年研修状況報告会)
・授業説明など
・全国学力・学習状況調査結果の分析
全体会
11月15日(水) ・2学期指導主事訪問
(一般授業・研究授業・授業研究会)
・研究授業の公開
(1年2組 笠原教諭)
(4年2組 早川教諭)
全体会
11月27日(月) ・研修内容の確認 推進委員会
12月18日(月) ・今年度の研修のまとめ方について検討 全体会
冬季休業中 ・今年度の研修のまとめ
・自主研修会
学年ブロック部会
個人
1月29日(月) ・研修の成果と課題のまとめ 推進委員会
2月 2日(金) ・研修の成果と課題のまとめ 全体会
2月26日(月) ・次年度の研修について 推進委員会
 3月19日(月) ・次年度の研修について 全体会

        Z 検証計画 
        (1) 授業研究(一人一授業・代表授業)
        (2) 児童対象のアンケート調査の実施、集計、分析(年2回)
        (3) 標準学力テスト活用問題等の活用
        (4) 職員対象の評価アンケート調査の実施、集計、分析(年2回)
        (5) 1学期の実態把握と3学期の実態の比較、分析

                                                                              


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