校長室

 学校長あいさつ

  綿打小学校は、明治6年、上田中村六供の長慶寺本堂を仮用し、「廣業館」という名称で創立されました。長い歴史と伝統をもち、今年で129年目を迎えます。

 学校は、群馬県太田市の西部に位置する綿打地区にあり、農村地域と新興住宅地とが混在する緑豊かなところです。学校近くには、「矢太神水源」をはじめとする新田地域の代表的な湧水地がいくつもあり、川となって南に流れ肥沃な土地を潤しています。また、綿打地区は、昔から「教育村」と言われており、今も地域の方々が学校の教育活動の様々な面で協力や支援をしてくださっています。

 このように豊かな自然や歴史的な地域素材に囲まれ、協力的な地域の方々の支えがあって、綿打小の子どもたちは、明るく素直でのびのびと元気に毎日の学校生活を送っています。

 学校の教育目標は、基本目標を「郷土綿打を愛し、豊かな心とたくましい体を持ち、自ら何事にもチャレンジする『綿っ子』を育てる」とし、具体目標に「やさしく」「かしこく」「元気な子」を掲げています。

 今年度は、68名の新入生を迎え、全校児童数480名、学級数19学級でスタートしました。一人ひとりの児童が、期待と希望に胸を膨らませて新年度を迎えました。

 学校中に笑顔と思いやりの心があふれ、真剣に学習に取り組み、思いっきり体を動かす子どもたちがあちこちに見られるように、日々の教育活動を行っていきます。保護者の皆様と地域の皆様、そして学校とが連携、協力して、子どもたちが安心・安全で健やかに成長するように、職員一丸となって取り組んでまいります。

                 平成29年4月

                                         太田市立綿打小学校

                 校長 清水 克則