気温が上がってくると、下がってしまうのが食欲です。

暑い夏を乗り切るためにはしっかりと栄養をとることが

大切です。また、気温が高くなることによって食中毒の

原因になる細菌の活動も活発になります。

夏に気をつけたい食生活を考えてみましょう




夏の食生活のポイント@

「食中毒に注意!」

食中毒は、食中毒の原因となる細菌やウィルスなどが付着した食品や有毒、有害な物質が

含まれている食品を食べたり飲んだりしたことで発熱、下痢、嘔吐などの健康被害が起こることです。



 ◆ 新鮮なものを購入し、購入後はできるだけ早く帰宅し、食品を適切な温度で保管しましょう。

 ◆ 生の卵、魚、肉には食中毒の原因になる細菌が付いていると思って扱いましょう。

 ◆ 食事の前、調理時にはよく手を洗い食品に細菌などがつかないようにしましょう。

 ◆ 食べ残した食品は、清潔な容器に入れて保存しましょう。保存期間が長くなるようなら、思いきって

   捨ててしまいましょう。

細菌をつけない! 増やさない! やっつける! を心がけましょう。




夏の食生活のポイントA

「夏バテに注意!」 

食欲のないときは、さっぱりした麺類だけで食事をすませてしまいがちです。暑さで低下した体力を

回復させるためにもバランスのとれた食事を食べるようにしましょう。




 ◆ 主食・主菜・副菜のそろった食事を食べましょう。

      暑いときに限りませんが、健康のためにはバランスのとれた食事が大切です。

    そのためには体を動かすエネルギーになる主食(ごはん・パン・麺等)、

    体をつくるもとになる主菜(魚、肉、卵、大豆製品、乳製品等が中心のおかず)、

    体の機能を調節し、健康に保つ副菜(野菜、きのこ、海草などが中心のおかず)をそろえて食べましょう。

 ◆ 夏の野菜をいただきましょう。

      夏の野菜は、太陽の光をたっぷりあびて、夏バテ予防に効果があります。また、夏の野菜には体を

    冷やす効果もあります。

 ◆ じょうずに水分をとりましょう。

    水分不足は熱中症などの原因になります。水分の補給を忘れずにしましょう。

    ただし、甘い飲み物やアイスクリームなどのとりすぎは夏バテの原因になり、余計に

    疲れやすくなってしまうばかりでなく、太ってしまう原因にもなります。


バランスのとれた食事とじょうずな水分補給で暑い季節を元気にすごしましょう。